プチフローラ

昨夜の６時ごろだったかな

小学校高学年の男の子が店頭用の花束を持って入ってきました。

その束は　　黄色とオレンジのスプレーマムが１本ずつ　１束４００円

「ん～　　子供が菊系の束？」

「あの～これください」

子供がお客様の時は要注意です

「ぼくぅ　　この花束はカラフルできれいだけどさ、

何に使うの？」

「えっ　ん～～～」　もじもじ

「おかあさんの誕生日だから～」

「これさぁ　スプレーマムって言って菊の種類なんだけど

これでいいの？」

「菊って　　？？？　　あっ

」

気ずいてくれて、引き返し

温かくなった５００円玉を出して

ワンコインブーケに取り換えてくれました。

世のお母さん達は、自分の子供が選んでくれたお花なら

なんでも喜んで受け入れてくれるでしょうけどね・・・

その子に｢あなたは、いつだったか　お母さんの誕生日に菊の仏花を買ってきたわよねぇ　うふふ」

という「一生つきまとう重い十字架」を背負わせないですみました。

日本は　　菊　イコール　葬儀　　不吉　　のイメージが強すぎますね。